すべてのサービス・機器のダウンサイジングが進み、気づけば個人事務所でも大企業並のインフラを整備する事も可能になりました。
その一つが、パソコンと周辺機器の考え方
パソコンは一言に社員1名に付き1台あればよい。しかしながら、営業する人間はさらにノートパソコンが1台必要になる。
私の会社では、経理用パソコン・機器設定用パソコン・作業用パソコン・持ちだし用パソコン・サーバー用実験パソコンと多くあるが
経理用パソコンと機器設定用パソコンは最新型ではなくむしろ10年近く前の旧型PCである。
作業を行っているパソコンはいずれも最新機種を導入して運用しているのであるがパソコン屋が考えるパソコン環境とは
これらすべてのパソコンをどう管理し、使いこなすか?という事だろうと思う。
パソコンはよく「車」にたとえて説明する事が多い。
同じ精密機器であるためか、親和性が高いのもその理由ではないかと思う。
パソコンが増えれば増えるほど困る事がある
それは、周辺機器の共有化である。
この点が、大きな変化である
無線LANが普及するにつれ、パソコンやプリンタには無線LANが搭載される事が当たり前になってきた。
それは言い換えると従来のパソコン専用端子ではなく、「汎用端子」による「汎用接続」が主流になった事を意味する。
コレまでは「プリンタ端子」から「USB端子」に置き換わり、これが「ネットワーク接続」に切り替わったことは記憶に新しい。
ネットワーク接続のプリンタは従来から存在した。
私が高校生の頃にはすでに導入されていた事を思い返せば、平成8年以前にはすでに製品化されていたのである。
それから10数年が経過してようやく市販品にも「ネットワーク接続プリンタ」が普及の兆しを見せてきた。
よい時代になったとつくづく実感する。
私が考えるパソコン環境とは
「大企業がすでに導入している設備は、一般ユースに落としても十分便利」だと言うこと
近年推奨しているインフラ環境は
有線LAN+無線LANの多重化構成
中継は無線LANで幹線はすべて有線LANという構成により、通信ロスを最小限に食い止める手法
私の会社では、メインPC+プリンタはすべて有線接続、
モバイル端末+スマートフォンのみ無線というごくシンプルな構成
この使い方であれば、インフラの構成を無理に切り替えずにプリンタ接続が可能になる
これからパソコンやプリンタを買い換える時は、ちょっと高くなったとしても、できる限り[有線LAN対応]を基本に
無線LAN環境がある場合は無線LAN対応のプリンタを導入する事が配線のスリム化とパソコンにUSBをつながずにすむため、パソコンの安定動作にも寄与する。
是非これからのインフラ整備のキーワードは「LAN」です。