パソコン通信が全盛期だった90年代は、センターにつなぐ事でデータ収集を行っていた事から
「オンライン」という言葉を使い、実際に会う事を「オフライン=回線につながっていない」事を指します。
もっとも、私たちがインターネットが常時接続になってから「オンライン・オフライン」という言葉を聞かなくなり、いつの間にか「リアル」という言葉に変わった事にいささか違和感を感じるようになりました。
普段のやりとりがパソコン上でのやりとりである為、リアルタイムとはいえ「バーチャル」という位置づけになっている
と考えるのが自然で、その派生語として「リアル」となった印象です。
実際にあって参加する事を「オフ会=オフラインミーティング」と言い、通称は「オフ会」と言う名前で、定着しています。
そのせいか、今でも「オフ会」という言い方をするのはこのような事が語源になっているのは久しく感じる次第です。
さらに、そのオフ会で、意気投合して結婚するカップルのことを「パソ婚」と言われ、これもパソコン通信時代が非常に限られた空間だった事を意味する時代背景だったように感じるところです。
私自身が、niftyとbiglobe(当時はPC-VAN)のIDを取得している事は、一つのトレンドと言われた90年代から、現在に至るまで時代は大きく変わり、かつての加入者がインターネットへそのままシフトしたケースはきわめて稀で、今でも継続利用しているのは、少ないのではないかと思います。
利用者が多いプロバイダは、OCN、YahooBB、Biglobe、調査会社の報告書で行くとNTTグループが実に半数以上を占める結果になっているのは光ファイバの回線網が大きく普及の兆しを受け、展開した結果では無いかと考えます。
やや話がそれましたが
オンライン・オフラインの時代の産物と今のライフスタイルは大きく変化しました。
パソコン通信時代は、定額利用制でなく、従量利用制が基本で、どうしても定額利用に近い使い方をするのが、我々としても命題だったと言えます。
しかしながら、こういったパソコン通信の利用もいつの間にか下火となり、インターネットの接続業者の動きに変化が始まったと思います。
今、facebookをつかったniftyシミュレータが稼働しているようです。
当時のメンバーは今はどうしてるのか少し懐かしく思います
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120110608500