オンラインの契約に限らず、日常の商取引において、
キャッシュレスに心がけています。
商取引で銀行振込ほど効率の悪い話もなく、いつ入金されるかわからないお金を待つのは正直しんどい。
日常の取引が、対面の時は現金回収。非対面の時は銀行振込をメインとしている関係上、その取り組みは年々、構築されてきた感じがします。
私の会社で行っている決済システムの仕組みは
*入金・振込(カードレスvisa決済含む)
→ジャパンネット銀行・ゆうちょ銀行
*代金回収
→十八銀行・親和銀行
*口座振替(引落全般)
→十八銀行(代金回収口座と兼用)
*納税準備預金ほか(積立金関係)
→十八銀行(独立口座)
このうち、稼働率が高いのは代金回収の口座。銀行振込に関して言えば、特段の事情がない限り使っておらず現金や口座振替がほとんどです。
現金を動かさないメリットは「資金移動」が可視化され、経費と売上がある程度わかるのは大きいと思います。
2年ほど前から口座開設した納税準備預金は、いわゆる「税金の分割納付」をイメージした取り組みで、自動車税などの各種税金を積み立てるイメージは1年後の予算を立てる上では、大事です。
私のつたない経験から行けば、これは金額が個人事務所レベルですが、ある程度の大規模なところになっていっても当然同じ事が言える訳ですし、そうすれば一ヶ月の売上からいくら積立なければいけないか考える必要があると思います。
口座振替にするのは、そういった月次の支払をある程度予算化して執行する考え方です。
一方欠点は「キャッシュレス」である為いまいち金銭の価値観がつかみにくいことでしょうか。
特に決まった日に決まった金額を支払うサイクルは大事だと思うし、企業活動の上で欠かせない事では無いかとすら思うのです。
口座振替ができる事は、安定した資金が流れている事を意味しており、毎月の収入が不安定なら到底できる事ではありません。
そういう意味でいけば、口座振替は相手企業に対して、「安定した会社」である事をアピールする絶好の機会ではないかと思います。
ちなみに私の会社においても、口座振替の結果は注目しており与信材料に使っています。
たかが口座振替ですが、一つの情報として活用できるビジネスツールだと思います。