意外と知られていない話。
ねじというのは、最後をしっかり力いっぱいしめる方がいます。
かくいう私も昔はそうでした。
ねじ締めの方法の考え方が変わったのは、大学時代、教職課程の講義のときでした。
話の内容は
とある大学(失念してしまいました)の学長さんが「ねじ締め」の講話をされたそうです。
「ねじはとにかく締まった後もさらに締め込む方がいるが」、これは「間違い」であると言うのです。
じゃあどうしたらよいのか?
意外とその理由は単純でした「ドライバでねじが止まればそれでよい」それ以上は回す必要はない
という事。
へっ?と思うのは私だけではありませんでした。
これには、理由があり「ねじ」はものとものを固定するものである。
ねじがゆるめばまだしめればよい。
無理に力を加えると、ねじ山をつぶしたり、ねじ穴を壊したりと意味がなく、無意味であると。
そのときにでた話が、「軽くドライバーを回し、優しく丁寧にあつかう」事が大事ということでした。
力任せに行う事はいけないのです。
これは、何もねじ回しに限った話ではなく、ほかの場面でも同じことがいえると思ったのです。
久々にねじ回しをしながら思い出しました。
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