出張先で、一番困る話題が通信インフラを探すことから始まる。
特に、インターネットができないと仕事にならないケースは多々あるものの、久しぶりに便利だと思った瞬間がある。
普段は事務所のデスクワーク用に使っているのがPanasonicのLet's Note CF-S9と言うモデル。
軽い・高速・多機能の3拍子がそろったここ最近のパソコンとしては大のお気に入り。
たまたま搭載されていた機能の一つにWiMAXモジュールの存在。
このWiMAXモジュールが便利だと感じたのは、先日出張先でWi-Fiのホットスポットが拾えず通信ができなかった事があった。
普段ならば、やり過ごして良いのだが今回に限ってはどうしても行わないといけない事情があり、破れかぶれでWiMAXの電波を拾う実験をしてみた。
ぉぉ〜電波が入る事が判明!!やったぞとぬか喜ぶ私。
つまり、自宅にインターネット回線を引けない場合はWiMAXも一つの選択肢に入れても良い。
(ただし、立地に左右される為、圏外になる事も覚悟しておけば良い。実際の話、WiMAXの端末さえあれば、電波検知の目的だけで使うには費用は掛からない。一つ持ち歩いても良いではないだろうか)
勿論、この結論をすぐに出すのは時期尚早だと思うが、ADSL等の様な固定回線を敷設せずとも、WiMAXの安定したスピードが見込めれば、使い勝手は格段に変わる。
さらにWiMAXを利用するに当たっていくつかハードルがあるが、ISPの契約があれば、カードの入力も無く使える。
確かに、通常の利用から見れば月額5000円のコースに比べれば、確実に割高で30日使う計算で行けば、600円/日は確かに高すぎだろう。
しかし、普段から出かけない私にとってみれば使いたいときだけ600円で済むならそっちがマシで、月2回使ったと仮定しても1200円で済む。
本来ならWiMAXの端末機器、契約料などを含めると確実に1万円は超えてしまい、さらに契約料を払う始末になれば誰も得はしないだろう。
先日の日記でも取り上げたが、長期利用している物としてISPの契約がある話をした。
現時点で15年8ヶ月とかなり長期間にわたって契約しているISPが@nifty。
WiMAX提携で1dayパスがあるとは知らなかった。無知な自分が何とも恥ずかしい。
パソコンを持ち出さない自分にとってみれば、WiMAX等他人事にすら思えなかったが、いざ使ってみるとあって良かったWiMAX。高いけど良かったLet'sNote。解約しなくて良かったISPと転ばぬ先の杖的な組み合わせは実に面白い。
今後もPanasonicのパソコンを買う時はWiMAX内蔵を選ぶ事だろう。
本当のモバイルプレイで行けば、WiMAXは常時契約が良いと思うが、必要なときだけにWiMAXの契約を行えば、使える1dayパスも便利ではないだろうか。
ピンポイントのWiFiスポットと併用して使えばさらに利便性が向上すると思った。